小川一水 フリーランチの時代 読む

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

短編4+1篇の短編集。プラス1なのは最後の1篇だけ長編「時砂の王」のスピンオフ短編なので。やはりこれだけ他4篇と比べて浮いていますね。とはいえ、「時砂の王」はこんな感じでいくらでも短編が書けそうです。むしろ書いてくれるとうれしいかも。
さて他4篇は、テーマが不老不死というか生きているってどういうこと?というかそんな感じですか。このテーマでも色々切り口がありますね。人体の機械化とかエイリアンになんかされてとかはよく見ますが、医療の進歩でいつのまにか不老不死っていうのは新しいかも。ついでに宇宙時代のニートの話は全くもってうらやましい限り。