うえお久光 紫色のクオリア 読む

紫色のクオリア (電撃文庫)

紫色のクオリア (電撃文庫)

これはまた掘り出し物でした。ラノベ風なSFですか、たまにこういうのが出てきちゃうから困る。細かい設定をうまくすっとばしているところとか狙ってやっていそうです。
第一章がまるまる序章になっていて本番は第二章から。がらっと雰囲気まで変わる急展開に一気に読んでしまいました。ラストの夢オチも予告までされていて厳密には夢オチじゃないような気もするけど、がっかりしない夢オチという離れ業です。予定調和な終わり方というのもこのお話なら許せますね。