小川一水 第六大陸 1巻 読む

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

この手の近未来で出来る限り実現可能な技術をモチーフにほんの少しのファンタジーを混ぜてみましたなSFは、見事にツボに入りますね。これを今まで読んでなかったのは損していた。
もう少し技術的な話ばかりになってしまってキャラクターはおまけかと思っていたら意外とそうでもなく、色々謎を孕みつつ2巻へ。1巻のラスト付近でやっと出てきたNASAの人たちかっこよすぎです。多少ご都合主義的なところはもうこの作者さんの持ち味みたいになってきました。まぁそこまで気にはならないから良いか。