Mozilla Firefox 38.0.1 リリース

修正 グラフィックスカードに NVidia Optimus の第 1 世代のものを利用している場合、起動時にクラッシュする不具合を修正しました
修正 Google Chrome から Cookie をインポートしている場合、サイトが正しく表示されない場合があった不具合を修正しました
修正 アニメーションするサイズの大きい画像を表示する場合、その再生や他の画像のロードが停止することがある不具合を修正しました
修正 CiscoSpark のネイティブクライアントから送信された WebRTC の H264 ビデオストリームが、正しくデコードされない不具合を修正しました (Firefox ESR 38.0.1 での修正。Firefox 38.0 では修正済み)
新機能 設定画面が新しくなり、タブを用いたものになりました
新機能 ルビをサポートしました
新機能 このバージョンに基づいて、次の延長サポート版 (ESR) が作成されます
変更 ユーザ名及びパスワード用のフィールドでは、autocomplete=off が無効となりました
変更 URL パーサが URL のフラグメント部分への設定時のパーセントエンコード、および URL の仕様に従って文字列からフラグメント部分を取得する場合のパーセントデコードを行わなくなりました
変更 RegExp.prototype.source が、空の正規表現に対して "(?:)" を返すようになりました
変更 speculative connection warmup によってページのロード時間が短くなりました
HTML5 Web Workers から WebSocket が利用できるようになりました
HTML5 BroadcastChannel API が実装されました。詳細は hacks ブログの記事をご覧ください
HTML5 srcset 属性と picture 要素が実装され、レスポンシブ・イメージが利用できるようなりました
HTML5 DOM3 イベントの KeyboardEvent.code が実装されました
HTML5 Mac OS X:Media Source Extensions (MSE) API の一部分が実装され、Youtube のネイティブ HTML5 再生が可能になりました
HTML5 Encrypted Media Extensions (EME) API が実装され、暗号化された動画や音声を再生できるようになりました
HTML5 EME を利用して DRM コンテンツを再生するために、Adobe Primetime Content Decryption Module (CDM) が自動的にダウンロードされます
開発者 最適化によって削除される変数が、デバッガから確認できるようになりました
開発者 XMLHttpRequest のログが視覚的にラベルづけされてWeb コンソールに表示されるようになりました。また通信ログから XMLHttpRequest のみを抜き出すことが可能になりました
開発者 WebRTC で複数ストリームの利用と、再ネゴシエーションがサポートされました
開発者 コンソールで copy コマンドが利用できるようになりました
修正 いくつかのセキュリティ問題が修正されました

Firefox 38.0.1, See All New Features, Updates and Fixes

Firefox 38.0.1がリリースされました。
38.0がリリースされ更新しようかと思ったら一時停止されていたようで、例によって不具合がありすぐに38.0.1のリリースとなったようです。
その他には設定画面のUIが大きく変わりました。が、これ変える意味あったのかなという。
また今回はThunderbirdのリリースは無いようです。