Mozilla Firefox 36.0, Mozilla Thunderbird 31.5.0 リリース

新機能 新規タブページでピン止めしたタイルを Firefox Sync で同期できるようになりました。
新機能 HTTP/2 をサポートしました。HTTP/2 を利用することで、Web はより高速でスケーラブル、そしてレスポンシブなものとなります。
新機能 ウズベク語 [uz] がロケールに追加されました。
変更 -remote オプションが削除されました。
変更 安全ではない RC4 暗号を受け付けなくなりました。
変更 長さが 1024 bit の RSA 暗号鍵を段階的に廃止することとなりました。
変更 終了時に動作を停止した場合、プログラムを終了させる前にクラッシュレポータを表示させるようになりました。
変更 アドオンの互換性はこちらをご確認ください。
HTML5 ECMAScript 6 のデータ型である Symbol をサポートしました。
HTML5 CSSunicode-range が実装されました。
HTML5 CSSOM-View のスクロールが実装されました。ライブラリを利用しなくても、滑らかにスクロールさせられます。
HTML5 object-fit と object-position が実装されました。これにより置き換えられる要素の表示方法と位置を指定できるようになります。
HTML5 CSS の isolation属性が実装されました。これにより新しいスタッキングコンテキストを作成できるようになり、ブレンドを行うボックスをコントロールできるようになりました。
HTML5 CSS3 の will-change 属性が実装されました。これを利用することで、変更する可能性がある要素を記述できるようになりました。この記述を利用してブラウザは処理の最適化を行うことがあります。
HTML5 'const' の意味が ECMAScript 6 の仕様を満たすように変更されました。const 宣言はブロックスコープとなり、初期化子が必要となりました。また同一スコープ内で再宣言ができなくなりました。
HTML5 ECMAScript 6 の generator のパフォーマンスが改善しました。
開発者 デバッガで Eval sources を利用できるようになりました。これにより、eval 関数や関数コンストラクタなどによって行われる動的評価で実行される JavaScript コードのデバッグを行えるようになります。
開発者 DOM Promise を調査できるようになりました。
開発者 インスペクタ:HTML ツリー上での貼り付け方式が増えました。
修正 CSS のグラデーションの計算がアルファ乗算済みの色空間上で行われるようになりました。
修正 FacebookGoogle から意図せずログアウトされる不具合を修正しました。
修正 いくつかのセキュリティ問題が修正されました。

Firefox 36.0, See All New Features, Updates and Fixes

修正 いくつかのセキュリティ問題 を修正しました。

http://www.mozilla.jp/thunderbird/31.5.0/releasenotes/

Firefox 36.0とThunderbird 31.5.0がリリースされました。
また、「Mozilla、「Firefox」向けの拡張機能に署名を義務付ける方針を明らかに - 窓の杜」というプレスリリースが出ています。GoogleChromeでは以前から公式のアドオンサイトからしかインストール出来ないようになっていましたが、Firefoxも同様の対応になるようです。最近の動向を考えれば仕方ないのですがやはり不便になりますね。