これはバグなのか仕様変更があったのか、Firefox 2の時と動作が変わっている模様。私は普段からこの機能を使って単語選択をしてきたのでけっこう影響が大きいです。
そもそもどういう機能かというと、Firefoxに限らず大抵のブラウザは表示したページ内のテキスト上でダブルクリックするとそのテキストが選択状態になります。ここで英語のように単語区切りが明確な言語の場合、マウスカーソル上の単語だけが選択状態になります。長い一文からでも簡単に一単語を選択できるというわけです。しかし、日本語のように単語区切りがわかりにくい言語の場合、どこからどこまでを一単語と判定するかが難しいわけです。
Firefox 2時代はかなり厳格にというか単純に単語区切りを判定していたようで漢字、かな、カナ、句読点、半角英数など異なる文字種が来たら区切りとして動作していたかと。これはこれで問題もあるけどそこそこ期待通りに動いてくれていました。ただ「区切り」なんてのは「切」の上でダブルクリックすると「区切」だけが選択されてしまっていましたが。
これが、Firefox 3になってどうも句読点くらいしか単語区切りとして見ていないような動作になっています。いちおう他の文字種も見ているような見ていないような。。句読点がなければ漢字かな混じりのかなり長い文章が一気に選択されてしまってあれ？ということに。これが仕様変更だったらむしろ改悪だよなという気がするんですがどうでしょう。
リリースノートは目を通してみたのですがそれっぽい変更点は書いてないですね。
